街中で注意すべきこと 寄付金詐欺


モアナサーフライダーから新しくなった International Market Place の方に横断歩道を渡った直後に、警官風の格好をした人に「あなたそれ違反ですよ。ちょっと待って」と声をかけられました。
これは10年以上も前からいる寄付金詐欺です。

警官風と言いましたが、白いシャツに黒いズボンで制服のように見え、一瞬警察官なのかなと思ってしまう格好をしています。
ハワイでは横断歩道がないところで道路を横断することは法律違反なのですが、よくある詐欺の手口は、道路を渡りきったところで「違反です」と言って足を止めさせて、「ボランティアをやっています。ハワイのために署名してください」と言って署名をさせた挙句、最終的に「署名したら寄付する必要があります」と言って、10ドルから最大100ドルくらいを巻き上げるという感じです。

そもそも、まずハワイでは警察官はものすごく暑い中黒い制服を着ていますし、胸に大きなバッジをつけてます。 また、日本語で観光客に話しかけるというようなこともほぼありえないと思います。
旅慣れていない人は、街中で知らない人に日本語で話しかけられたら、基本詐欺だと思ったほうが良いです。

寄付金詐欺の出没ポイントは、
  • International Market Place 近辺
  • Sheraton Princess Kaiulani 近辺
  • Hyatt 近辺
です。謎に Kalakaua 通りの山側の歩道が多いようです。

寄付金詐欺に遭遇したときの対処法は、無視です。
同行者がつかまってしまった場合は、すべて「No」で押し切りましょう。
チャリティーだの募金だの言ってきても情に流されないように。本当にチャリティ精神がある人が警官のフリをして、第一声で嘘をついて足を止めさせたりしないはずです。

今回の滞在中、何度か寄付金詐欺につかまっている人を見かけました。
残念ながらこちらはバスだったりタクシーだったりに乗っていたため、助けることはできませんでしたが、いまだに数多くの人が騙されているようですので注意してください。